釣果:本メジ1(72cm)
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友人に、厳しくなりますよ、と正直に伝えて、自身も悩んだが、せっかくの三連休最終日にて出向いた。暗いうちは、太刀、煽とも反応なし。鉄板のカマスもなし。明るくなって中層で当たりあったが、掛からなかった。竿を持つ左腕の肘に痛みを思えるほど強烈だったので残念。期待したが、その後は反応なし。ぼうずを覚悟した7時過ぎ、突如ビッグヒットが来た。今度は掛かった。まさかと思ったが、良型の本メジっぽい。本気で突っ込まれるまでに少し間があり、何とかドラグを緩めることに成功した。一気に3色ほど出され、残り2色になった。しかも・・・全く寄ってこない。こぶに道糸がひっかかっているのではと疑いたくもなったが、切れないので引きそのもののようだ。首振り感からもメジを確信。しかし・・・投げる瞬間に小石にぶつかって痛んでいた5号ハリスが切れる可能性もあるだろうし、PE1号の道糸が途中のこぶでスレて切れる可能性も心配だった。確実に取れないと思った。でも、無理しないようにやり取りするしか選択肢はない。慎重に慎重に詰めていった。中々寄らないので、このタックルでは無理があると思った。引きの強さは昨年釣りあげた60cm級の比ではない。両隣の方も協力(投入を自粛)してくれた。たぶん15分くらい要したか、目の前まで寄せた魚体を見て本メジであることを確認。斜面をずり上げることが出来るのか?波打ち際でも何度も右往左往したが、上げるタイミングを見計らって少し強引に上げた。今年も「まさかや!」が起きた。奇跡と思ったが、いや、そんなことはない。経験に裏打ちされた絶妙なやり取りがあったからこそ取ることが出来たと自信ををもちたい。本メジの記録更新、5Kg級のビッグサイズであった。食べられないのが極めて残念(リリース)。
海況:中潮、波0.5m、タックルサーフランダー405DX、キャス25QD |